吸った煙に思い出を混ぜる 朝日が照らす六畳一間 吐いた煙と思い出で満ちていく感覚 回り続ける換気扇は絶え間なくそれを吸いこむ 脳内にまだある思い出 あぁ失敗だと気づく 救いの何かを探してる 場所か人か 言葉か音か 匂いか性か愛か涙か 何回も言ってる …
10月の終わり せっかちな僕の心は勝手に年末へ向けソワソワする そう 今年も終わる 去年も終わったし来年もその翌年もきっと終わる何千回と繰り返す ぐるぐる回りながら押し寄せる生活に少し安堵する こないだ生まれた弟はいつのまにか大人になった 持ち寄っ…
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