まつな

赤いくらげの人

19.9.14

生命維持装置かの扱いを受けるタバコと汚い灰皿3つ

流れ続ける世俗的なアニメの区別のつかない声

昨日の自分と明日の自分の入れ替わりとしての睡眠

道で潰れたネズミ コンビニで働く異国の人

大して面白くもない夢から覚める朝7時

寝息と換気扇の混ざった音の不規則性さ

両の音の出所がくれる安心感

 

もう帰らないと思った街に昨日降りた

やっぱりダメだった

人生最後にきこえる歌もthereも

今となっちゃどうでも良い

 

燃やした手紙は文が脳に残り何の意味もない

伸びる爪、治るかさぶた、乾くと閉じる目に

生き延びる術を忘れない身体に辟易とする

いつになったら生きる事を諦める

死ぬ事を諦めない自分にはもっと辟易とする

 

失くしたくない物の保管の仕方

簡単な愛の伝え方

今日の予定

友人だったはずの人の顔と名前

東と西 郵便受けの暗証番号

今日もどれ1つ分からないけど生きてる

大衆的なものではないにしろ

 

僕は自分を幸せだと思う とても

 

19.9.14 渋谷区 25℃ 晴れ